お盆が近付くと、「家族や自分の葬儀やお墓についても考えなくては」という思いがわいてきます。
今後誰がお墓を守っていくのか、そんなこともおいおい考えなくてはいけないと思いつつ、なんとなく後回しにしていませんか?

最近では、「終活」がブームになっていますが、
せっかく自分であれこれ手配しても、希望通りに行かないという問題も起きているようです。

確かに、お墓を契約することはできても、自分で自分の納骨はできませんよね。
誰に自分の最後を託すのかということと合わせて、どうやって託すのかも考えなければいけないようです。
数年前までは、お葬式の料金トラブルは年々増えていました。
そこで、様々な「コンサルタント」を称する人々が、
・亡くなっても病院ですぐ契約しない
・複数の見積もりを取って比較検討する

ということを提唱してきました。
でも、目の前で家族が亡くなったときに冷静にそんなことができますか?
亡くなってから複数の見積もりを取るのは、時間的にかなり厳しいです。
実際に家族のお葬式を体験して見ると、「亡くなってからでは出来ることがとても限られる」
ということが分かりました。
そこで、
日ごろから希望の葬儀社を見つける(これも「終活」の一つですね)よう努力することが大切です。
ただ、そうは言っても葬儀社というのはあまり積極的に情報を開示しません。
費用や葬儀の内容はパンフレットで分かりますが、実際の斎場やスタッフの様子というのは分かりずらいもの。
これは、我々の側が積極的に情報を取りに行くことが大事なのです。
なかには、地域の人との交流を大切にしている葬儀社もあります。
季節のイベントや、施設の見学会を積極的に実施しているので、ぜひ自分の目で見て肌で感じてほしいと思います。

そのような情報はどうやってキャッチすれば良いのでしょうか。
多くは、地域密着なので、新聞の折り込みやポストに入るチラシが大きな情報源になります。
また、ホームページやフェイスブックを活用している葬儀社もあります。

こちらの葬儀社はフェイスブックで音楽イベントの告知をしていたので、私も参加させていただきました。

 
受け身ではなく、自分で情報を取りに行く、という姿勢が大事です。
お盆に向けたこの時期、自分や家族の終活を考える良い時期でもありますね。