「死後離婚」(洋泉社新書)共著
が2月2日発売になります。アマゾンでは予約受付中です。
さて、「死後離婚」てなかなかショッキングなネーミングですよね。
死んだあとに離婚するの?
と疑問に思う人も多いでしょう。
・死別した配偶者の両親(義父母)と縁を切りたい
・夫と同じお墓に入りたくない
・死別後、結婚前の姓に戻したい
などのことを総称して、死後離婚といいます。
実は、夫と同じお墓に入りたくない というご相談は数年前からぽつぽつ出てきています。
同じ希望を持つ女性の共同墓や、樹木葬など、手段は確立されつつあります。
本書の原稿を書きながら私が感じていたのは、
「法的な手段や、お墓などの手段はある。しかし、そこに至るまでの気持ちや考え方にきちんと向き合わないと、大きな後悔が生まれるだろう。」
ということです。
たとえば、死別した配偶者の親族(義父母など)と縁を切りたいと思ったら、
姻族関係終了届という紙切れ一枚で済みます。
しかし、その紙切れを提出するほうも相手も人間なので、気持の葛藤はあるでしょう。
手段があるということで安心を得られるのは事実です。
本書はその点で大いに役立つでしょう。
それとともに、その手段に至るまでの気持ちについても大事にしてほしいと思います。
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