「家族が亡くなった後の手続きと届け出辞典」
おかげさまで2刷です。

DSC_0285

友人・知人から「親が亡くなった後の手続きが大変だ!」という話を聞くことも増えてきました。
どんなことが大変か、整理してみると、

1.役所関係の手続き
2.預金、携帯、水道光熱費などの手続き
3.相続の話し合い、手続き
4.実家の片づけや処分

という4つに分類できるのではないかと思います。
本書は、上記4つのうち1と2(3も少し)について、
負担を軽減できるように書きました。
元気なうちはあまり感じませんが、
私たちは様々なインフラを使って生活しています。
また、「私」を表す身分証明も思っている以上にたくさん持っています。
たとえば、運転免許証、住基カード、マイナンバーカード、印鑑証明書、保険証、パスポート、年金手帳・・・
これらは、管轄する役所が1つではないため、いざ返却や処分をしようと思ったときにどこで何をすれば良いのかがわからない、という人が多いのです。
家族が亡くなった後の手続きの負担を減らすコツは、「2度手間を省く」ことです。
あちこちで同じような書類を書き、同じような証明書を提出します。
だから、どんな手続きが必要なのかを最初に洗い出し、その手続きに必要な証明書などをまとめて取得するようにすることが、
2度手間を防いで負担を軽減するコツ、と言えます。
最後に、
相続税の申告・納税は、専門家に頼んだほうが節税になることも大いにあります。
専門家を探すときは「相続専門」の税理士がお勧めです。